【新時代の婚活】『スロー婚活のすすめ』(前編)
 ~”婚期”とは?~

2025年02月13日

 

【新時代の婚活】『スロー婚活のすすめ』(前編) 
         ~”婚期”とは~

婚活につきものな、周囲からの”婚期が~”というありがたいお言葉(プレッシャー)。これ、すごく曖昧で、かつ、個々の理解がバラバラな言葉だなと思うのです。今回は”婚期”の意味について深堀りしてみます。


 

婚活で重要視されることのひとつに「婚期」があります。

 

「婚期を逃した」なんて言葉を耳にしたことが誰しもあるかもしれません。

婚期とは適切な「タイミング」であり「スピード感」のことです。

 

一般的に結婚相談所で重要視されるのは「スピード感」、これを”婚期”と同義でお話することも多いのではないでしょうか。

思い立ったが吉日、婚活をするのは早ければ早い方がいい。

年齢が上がるにつれ、成婚率が下がるという結婚相談所各連盟様のデータがあるからなんです。

また、婚活をスタートしてから1年~1年半を経過すると、如実にマッチング率(お見合いの申入れ/申受けの成立率)も成婚率も下がるデータもあります。

 

「優柔不断」「求める希望条件が高望みで自分に見合っていない」「価値観や考え方が凝り固まってしまっ

ている」「出会える時期に出会えた相手に適切なアプローチが出来なかった」等、成婚に連なる数字(率)が下がる要因は様々です。

そのため「婚活は1年勝負」というスローガンを掲げる相談所のアドバイザーも少なくありません。

(この勝負期間が”適齢期”なんですね)

 

今日のあなたがこの先の人生で一番若い。つまりそれは、婚活において今日のあなたが一番うまくいきやすい(マッチング率が高い)ということ。

ですから、「出会う以前」の婚活開始フェーズでは、「スピード感」を持つことが、成功確率を上げることにつながるのです。

 

また、例えばお相手探しの希望条件に年齢を設定した場合、大半の方は自分の年齢と上下5歳幅までと定めます。それが現実的ですし、会話や生活面を想定するとギャップが生じにくいためです。

今のあなたが40歳だとします。仮に45歳になってから婚活を始めると現実的なマッチング幅は4050歳というわけです。

「下はいくら離れていてもいい」と仰られる方もいますが、お相手はそうは考えていません。

40歳の時点であれば3545歳幅だった出会いの範疇が、5年経過すると5年分そのまま遷移します。随分イメージが変わってくるのではないでしょうか。

 

このような複数の観点から、婚活を頑張ってみるタイミングを遅らせたり二の足を踏んだりする時間はやはりもったいない、ある程度の「スピード感」をもって活動をするべきです。

 

「一生涯のパートナーを選ぶのにそんな焦って行動するのはいかがなものか」

そう考える人がいても不思議ではありませんね。

しかしながら、それは半分正解、もう半分は不正解です。

 

ここまで述べた「スピード感」とは、主体的に出会いを求めに動くという「出会う以前」のフェーズの行動力を指します。

「出会ってから相手を計る」判断のフェーズのスピード感ではありません。

ここを混同しがちですが、別物だと捉えていいでしょう。

 

気になる人と出会って、デートや食事を重ねて、お互いを知っていく。

お相手の本心がよく分からない。いいところもあるが、悪いところも目につく。デートは楽しいけれど、結婚となるとどうだろう。

生活は上手くいく?家族関係や収入面は?借金や持病はないだろうか。自分のネガティブな要素を話したら相手はどう感じて、どう反応するだろうか。

とはいえ、この人以上の相手が今後すぐに見つかるとも思えない。

さぁ、どうしよう。

 

こういった思考回路となって迷いが生じるのは当然です。

むしろここまで真剣に考えられている時点でお相手の存在が自分にとって稀有な位置にいると捉えてもいい。

こうした点の判断はスピードありきではないのです。

印象や直感だけで判断できない要素も複雑に絡んできます。慎重に熟慮し、周囲に相談するのもいいでしょう。

恋愛や婚活はすべからく主観的になりやすく、自己正当化バイアスも働きやすいので、客観的なアドバイスをもらえて気兼ねなく相談できる存在に頼るのも非常に有効です。

車の運転でいえばブレーキを踏んでくれる存在であり、ナビゲーションしてくれる存在ですね。

 

今後どうすべきか。どうしたらベストな関係でベストなゴールに到着できるのか。

いったん路肩に駐車して地図を確認する時間。信号待ちの時間。サービスエリアで休憩する時間。冷静になって俯瞰して状況を見極めるポイントを作るのは賢明です。

 

『スピード重視で』はなく、このフェーズであれば「スロー(ゆっくり)」でいいのです。

 

(後編に続く)


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