【 『出会いがない』という言葉の正体 】(後編)
”線”の出会いの環境を選ぶべし

2025年01月16日

一つ前のお話:正体シリーズ【『出会いがない』という言葉の正体】 (前編) ”点”から”線”の出会いへ 

 

シリーズ  :正体シリーズ
タイトル  :『出会いがない』という言葉の正体 (後編)
サブタイトル:”点”から”線”の出会いへ 


出会いの環境を一度失うと、新たに作るのは容易ではありません。


少なくとも、待ちの姿勢で自然と得ることは不可能に近いでしょう。
意識的に、戦略的に、今一度その環境を作ろうとしない限り手に入りません。
ベストな方法は出会いの環境に身を置くことなのです。

 

 「ちゃんと出会いを求めて頑張っているよ」という人も、実は単発的な出会いの場に時折ふと思い出したように行っているに過ぎないケースも多々あります。
しかし、それでは相当な運と本人の魅力がなければ単発で終わり、次には繋がりません。

 

 私は出会いに関する婚活の相談を受けた際にこう伝えることがあります。


「”点”ではなく、”線”の活動をしてください」

飲み会や婚活パーティーに参加することも決して無駄ではないですが、それでは、あくまで”点”の活動でしかありません。”
点”ではなく、”線”の活動を意識してみてください。
つまり、主体的かつ継続的な活動をすることで、質のよい出会いの環境に繋がるのです。

 

 毎週、毎月、継続的に条件に見合った異性を自ら探す(検索)ことができたり、依頼すればお相手候補を紹介をしてもらえたりする「結婚相談所」は、まさに”線”の活動の代表格といえるでしょう。
入会後、わずか1日にして”線”の出会いの環境に身を置けるといっても過言ではありません。
マッチングアプリのような”点”の出会いと大きく異なるのは、性別問わず費用もそれなりにかける分、真剣な出会いを求める温度感の高い入会者の割合が高く(一部そうでない方もおられるようですが)、条件設定の細やかさ(深さ)やプロのカウンセラーに相談できる環境もセットで手に入る点に特徴があります。
これが結婚相談所がいまもなお出会いの手段として選ばれ続ける大きな理由のひとつなのでしょう。

 

 あとは、継続的な”線”の活動ができる場として、
 ・異性もいる「趣味系のサークル活動」に参加してみる
 ・「SNS上のオフ会」に行ってみる
 ・副業やダブルワークで「週末限定のアルバイト」をしてみる
 ・ボランティアに参加してみる
これらの継続的な参加が必要な、一種のコミュニティ活動は、どれも有効と言えるでしょう。
合コンや街コンと異なり、出会いに継続性や人間関係が紐づいてくることがポイントです。

 

”点”と”線”の環境での活動は、 例えるならば、あなたが大きなビンゴカードを持っている状態です。
今は単発的な出会いを月に一度や二度だけ繰り返し、一つずつ穴を開けている状態と言えましょう。
それでは、ビンゴを作るには途方もなく時間がかかる可能性があります。

一列近くまとめて穴が開くようなリーチを作るには、”線”の活動が有効かつ不可欠。
あらゆる出会いのチャンネルを駆使し、ビンゴカードの穴を着実に開けていきましょう。

先に繋がらないかもしれない出会いが月に一度あるかないかといったペースでは、結果的に時間ばかり浪費して疲れてしまいます。

よーく、ご自身の活動を振り返ってみていかがでしょうか。
 ・出会いの環境に身を置けていない
 ・”点”の活動しかしていない

 このような事に心当たりがあれば、まずは「”線”の活動」になる環境に飛び込んでみてください。

 

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